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2009年7月

2009年7月29日 (水)

琵琶湖疏水その6 - 稲荷〜深草

※琵琶湖疏水は京都市上下水道局が管理しております。

前回の続きです。

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前回の稲荷橋(公園付き)を南から臨む。右側のJR稲荷駅の石垣がしっかりしています。最近作った復刻的なものではなく、歴史に裏付けられた「本物」の匂いがしますね。

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何度も書きますが、疏水と大木は画になりますね。後ろの駅の構内跨線橋も良い感じです。夏の稲荷駅も良いですが、
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秋も良いですよ。こんな感じです。

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この木々は駅が開設された19世紀末頃から、あるいはそれ以前から存在していたのでしょうか。サブプライムがどうしたとか100年に一度の不況とか言われていますが、疏水の泰然たる大木たちから見れば大層くだらない事でしょうね。

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稲荷駅の南にある小屋というか倉庫というか、何かの建物です。さび具合がかっこいいですね。

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神社で使う道具を作っているのでしょうか。建物も、そこで作っているものも、そしてそれらと調和する疏水も、すべてカッコいいです。屋上の物干し台に神棚的なものが見えますね。これも良い味出しています。

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ススハキ橋です。
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カタカナです。何やらモダンな感じがしますが、意外と年季が入っています。
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大正生まれの浪漫な橋です。「ロマン」ではなく「浪漫」という言葉が似合うので思ったのですが、何となく大正野郎を感じさせる橋ですね。

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木とおじさんと犬。
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区民の誇りの木です。おじさんと犬は、多分普通のおじさんと普通の犬です。木もおじさんも犬も深草駅の裏にいました。

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見た感じ新しい橋のようです。でも、昔の橋に見られる高さもあります。水運の途絶えた現代の橋に何故高さが必要なのか。気になります。

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平成六年八月竣工。確かに新参な橋です。犬の糞お断りしていますし・・・。

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駅の入り口と同じ高さにするために、あえて高くしているようですね。
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駅自体は昔からの建物然としています。昔から橋が架かっていて、それを架け直したものと思われますが、実際はよくわかりません。いずれにせよ、新しいけど高い橋というのも面白いものです。横の自転車は僕の愛車「軍神号」です。

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高欄の書体もシブいです。

今「魔法のレストラン」で京阪特集をやっていて、これを書いているまさに今、伏見稲荷の紹介をしています。おすすめは「称ざめ屋」というお店で、とてもおいしそうです。ゲストでモンスターエンジンも出ているので、一粒で二度美味しい感じがします。
今度散歩する時に「称ざめ屋」寄りたいです。今回はこれで終わりです。

2009年7月21日 (火)

琵琶湖疏水その5 - 十条〜稲荷

※琵琶湖疏水は京都市上下水道局が管理しております。

琵琶湖疏水その2の続きです。
http://yasashisa.cocolog-nifty.com/canal_love/2009/06/--4469.html

今回は、十条から南下しました。
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十条に接続する高松橋です。高松橋を南側から臨む。

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こちらにもバカ除けがありました。私はバカではありませんが、バカ除けを避けるべく、横の高松橋を渡ります。

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こういった水路に昔から架かる橋の橋脚は、道路の進行方向に水平に並ぶものですが、琵琶湖疏水は一列に垂直に並んでいます。船の往来を考えてのものでしょうね。橋脚の一番上の部分に紋が入っていて、かっこいいです。

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京阪電車がオーバーパスしています。鉄道と疏水の交わる風景は、レトロな感じがします。今でこそ懐古趣味者を喜ばせるようなガジェットとして街に存在するそれらですが、登場した当時は時代の最先端を行く設備だったのです。人間が作り出す技術や文化はすぐに古い印象をもたらしますが、それに負けない機能美を見せるところが明治の技術力のすごいところ。

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鉄道橋の近くは、こういった昔風のアパートが自然と存在している町並みです。梶井基次郎の「檸檬」を彷彿とさせる景色。

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鉄橋のトラス構造はどちらもゾクゾクしますね。すばらしいです。

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ひとつ下流の橋、相深橋です。橋を渡った向こう側に見える小さい祠がかわいらしいですね。

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琵琶湖疏水、長い歴史を生きたと言えど、未だ現役の水路。現代人の勝手な行動がもたらす被害は大きいようで、お犬様の躾にはうるさいです。疏水が出来たばかりの頃はこんな事言われなくても守っていたんでしょうけどね。

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疏水には、意外とこういったレンガ造りの遊歩道は少ないです。民家の玄関につながるような純然たる生活道路にレンガとは、珍しく、そして粋です。

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そんな事言っている間に、またしても公園的な空間が登場。京都の人たちは本当にこういうスペースが好きですね。狭い都会の中でもくつろぎのスペースを捻出しようという、生粋の都会人の心情には憧れます。

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さらに下流の橋、横縄橋です。

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橋の紋が六芒星です。伏見稲荷がちかいからだと思います。

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ひときわ高い橋です。

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京阪電車の次はJR奈良線です。普通、カナリア軍団といえばサッカーブラジル代表ですが、京都のカナリア軍団は奈良線電車103系です。

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稲荷橋です。渡るとそこはお稲荷さんです。

伏見稲荷の千本鳥居のさらに奥、だいぶ歩いた先に、小さな鳥居が密集しているところに祠が無秩序に立ち並んでいる場所があるのですが、そこが一体何なのか、まだわかりません。今度調べます。

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当然稲荷橋にも公園風スペースが用意されています。人が少しでも集まりそうな場所であれば、所構わず公園風に仕立てます。

今回は深草まで載せようと思ったのですが、意外と盛りだくさんなので、続きは次回にします。明日は衆議院解散の日ですが、それとは関係なく今日は終わります。

2009年7月16日 (木)

琵琶湖疏水その4 - 三条〜丸太町

※琵琶湖疏水は京都市上下水道局が管理しております。

散歩で三条京阪に行ってきたので、その辺の疏水を見ようかと思ったのですが、デジカメを忘れました。

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暗渠に入る前のところ、疏水から鴨川への放水路です。地下水路は水量が制限されることから設置されたと思われます。決壊を防ぐためかどうかわかりませんが、疏水の規模のわりに、とても大きいです。

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上の放水路のうちのひとつです。正面から見ると、ドラゴンクエストの牢屋のように見えますね。ドラクエⅢでは「さいごのかぎ」が必要な扉をイメージしてしまいます。

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画像の上半分に写る水門がかっこいいです。万が一の時には、ここを閉め切って鴨川に水が流れて行くのでしょう。

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こちらもかっこいいです。

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白川→平安神宮→夷川発電所→ここ。
歩道と水門の位置関係に不自然さがなく、とてもカッコいいです。水路をまたぐ歩道がまた良い。

ケータイで撮った画像は画像の上の方がボヤけているのですが、これは僕の顔の脂がついたためで、ケータイの性能の低さからくるものではありません。今日はこれで終わります。

2009年7月 6日 (月)

琵琶湖疏水その3 - 疏水記念館〜動物園

※琵琶湖疏水は京都市上下水道局が管理しております。

改装前の疏水記念館を見てきました。改装前だけあって、何もありませんでしたが、画像は撮ってきています。

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このように堂々たる看板を掲げてはいるものの、

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リニューアル工事を絶賛実施中でした。臨時休館にしては期間が長い気がしますが、疏水の歴史の中で考えればたいした事はありません。いつもバタバタと忙しくしている現代人には考えさせられるものがあるように感じました。いや、感じなかったです。

疏水記念館に行った事が無かったので、レンガ造りの古い建物を想像していたのですが、普通の純然たる現代建築でした。しかも上のように、木で建物が隠れてしまい、写真を撮る事ができませんでした。記念館の存在だけ知った時は、疏水の機能で現在使われなくなった構造物(インクラインや船着場など)を資料館にしていると勝手に想像していました。しかし考えてみれば、舟運以外は疏水建設当時とほぼ同じ機能を果たしているため、不必要な構造物など無いのですね。さすが疏水!

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記念館を西側から東(鴨川から比叡山)に向かって臨むとこんな感じです。雨が降っているため雰囲気悪いのですが、晴れていると風光明媚という言葉がぴったり来る風景です。洒落た雰囲気のせいもあるのでしょうか。この辺には比較的高級なラブホテル街があります。

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南禅寺船溜の噴水です。後述するインクラインの存在もあり、舟運が盛んだった時は、船の往来が頻繁にあった場所である事が想像できます。この噴水がその当時からあったものとは考えにくいのですが、京都の上水道の圧力が異常に高かったとすれば、ジュネーブのジェット噴水のように水圧を抜くために設置されたものかもしれません。ただ、今日もまた裏をとったわけではありませんので、信じないでください。

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疏水と白川の合流点です。白川は自然河川で、運河ではありませんが、疏水と合流する関係からか、何となく人工的な匂いのする川です。

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%99%BD%E5%B7%9D_(%E6%B7%80%E5%B7%9D%E6%B0%B4%E7%B3%BB)

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先ほどの合流点の裏側です。ここから合流点に流れ込んでいます。暗渠になっていて、上は動物園です。

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先ほどの写真から壁伝いに行ったところです。モルタルとレンガを組み合わせたモダンなつくりです。ちなみに、動物園は休館日でした。動物の匂いだけ楽しみました。

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疏水記念館のインクラインを挟んだ向こう側にあるモニュメントです。以下、モニュメントの説明。

「『巨大な輝き』▼水門を開ける男と開かれた水門からキラキラあふれ出る命の水、幾数千万の力の結集が疏水隧道(トンネル)を造らせた。▼それは巨大なエネルギー このパワーを人物に託し琵琶湖からの永遠の恵みを感謝する気持ちを形とす。」

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その横にうんちくが(うんちくんではない)・・・。以下、その内容。

「『京都市三大事業』▼琵琶湖疏水の開通を転機に東京遷都後の沈滞からよみがえった京都は、一層の発展を願って、近代的な街づくりをめざした。▼豊かな水源をもたらす第2疏水と、これをもととした水道と市電の走る幹線道路との同時建設である。▼これを『京都市三大事業』という。巨額の外国債を資金として、4年後の明治45年に事業は完成し、京都は新たな一歩を踏み出した。▼今その80周年の期に、人々の幸せと京都の永遠を祈念して、このモニュメントを建てる。 平成4年11月 京都市」

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琵琶湖疏水の見どころのひとつ、「蹴上インクライン」です。春は桜の名所として、秋は紅葉の名所として賑わいます。

インクラインとは、船を高いところから低いところに運ぶためのケーブルカーみたいなものです。

琵琶湖疏水は、農工生活用水としての利用以外に、電力供給と水運を目的に建設されました。山科からトンネルを抜けて京都市街に入った疏水は、蹴上船溜に流れ込みます。市内に上水をもたらす他、蹴上発電所で電気を作るのですが、電力を得るために急流となるため、船が通れません。そこで、船をいったん船溜で陸に揚げ、レール上を走る台車にのせ、ケーブルでもって下からのせた船と一緒に上下に移動させたのです。かっこいいのですが、文章で説明しきれないので、wikipediaで補っておきます。

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B1%E3%83%BC%E3%83%96%E3%83%AB%E3%82%AB%E3%83%BC#.E3.82.A4.E3.83.B3.E3.82.AF.E3.83.A9.E3.82.A4.E3.83.B3

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上から。見た感じ、でっかい鉄道です。

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昔はこの辺で船の上げ下ろしをしていたのでしょうか。左右の堤防状の構造物が当時のそれを偲ばせます。

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今までの画像を見てわかる通り、この日は土砂降りの雨でしたが、帰り際で雨が上がりました。雨に濡れたままブログ更新して、風邪をひいてもつまらないので、今日はこれで終わります。

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