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2009年9月

2009年9月17日 (木)

琵琶湖疏水その11 - 三条周辺(2)

1年ほど前に撮った写真を載せます。

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夷川方面からの流れが川端通りをくぐった場所です。京都は一地方とはいえ、人口120万人が住む大都市。そんな都会の真ん中に突如として現れる疏水はカッコ良い反面、異様でもあります。
京阪三条駅が地上にあった昔、疏水が駅の構内を堂々と流れていたという話を聞きましたが(※)、現状の「川(鴨川)の上に流れる水路」以上に不思議な光景が日常となっていたのです。京都は私のような他所者から見たら本当に個性的で面白い町です。余談ですが、大手コンビニやファストフードの看板の色やデザインが他都市と異なるのも、「異質な日常京都」気分を盛り上げますね。
※JTBキャンパスブック『大阪、京都、神戸 私鉄駅物語』より

今回は南下します。どんどん進みます。
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上の写真から少し南に下ると、このような水門がいくつかあります。他の都市でも郊外に行けばこういった水門が普遍的に存在するのですが、都会のど真ん中にいきなり現れるのは京都くらいではないでしょうか。工業化を目的に造られた水路でも、海岸沿いの工業地帯に造られる水運に用いるものがほとんどでしょう。

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水流の怒濤は見ていて気持ちがよいですね。

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暗渠からまっすぐ流れる都会の運河。金閣寺や清水寺といった古都京都とは違った、インダストリアルな歴史を感じてください。

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二条通との交点。道路をアンダーパスする暗渠です。水の流れる経路をこの前から後に向かって想像すると、ピタゴラスイッチ的な面白さがあります。

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現在地下駅になっている京阪三条駅の手前。ここから先は暗渠です。今日はこれで終わりです。次回はしばらく先に更新します。

2009年9月 9日 (水)

琵琶湖疏水その10 - 墨染(3)

前回の続きです。

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津知橋です。年季は入っていますが、自動車も通れる立派な橋です。日常に生きる明治。カッコいい。

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頑張ってみましたが、やはり暗渠の出口はわかりにくい……

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運河然とした雰囲気。このあたりから運河としての疏水の表情がより一層出てきます。

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東住吉橋です。高欄が卍でオシャレです。これだけでラーメン鉢を想像してしまった僕は、このあとラーメン屋に行ったのです。

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伏見閘門です。

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この機械機械したたたずまいがたまらない。水の流れと機械の組み合わせ。カッコ良いを通り越し、官能的といえます。都市におけるセックスオーガンと言っても過言ではありません。

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無粋な広告業者は、こんな素敵な疏水でも構わず看板を貼付けようとします。色んな意味で凄い。

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水門もカッコいいが、鳥もカッコいいです。

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分岐して濠川とわかれます。

次回は場所が飛びます。たまには冒険が必要なのです。これで終わります。

2009年9月 4日 (金)

琵琶湖疏水その9 - 墨染(2)

墨染発電所から下流のあたりを見てきました。

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写真の上り坂を登りきったところが前回の貯水池です。だいぶ高低差があります。琵琶湖疏水建設当時は水運を中心の運用が考えられていました。そのため、水力は水車を直接利用して臼を挽いたり、織機を動かしたりしており、大々的に利用されることは無かったようです。その後、伏見地域の工業化が進んだ時点で水力の電化が企画・実施されることになったのです。

この高低差ですから、当時としては大きな電力需要をまかなえたことでしょう。

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道を渡り、近鉄伏見駅隣のあたりから。暗渠から勢いよく水が流れ出ています。反対側から見ればその様子がよく分かるはずなのですが・・・

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防犯上の理由もあり、暗渠の出口すぐの場所は立ち入り禁止。ゆえにこの写真が一番接近したものとなります。

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暗渠出口を隠す高架。ここには近鉄京都線が走っています。ここの高架化に関しても伏見の産業が大きく関係しています。
奈良電鉄(現近鉄京都線)がここに路線を設ける際、すでにこのあたりは市街化しており、また、疏水を越える必要性から、立体交差をしなければいけませんでした。最初は地下線で線路を通そうとしたそうなのですが、伏見の酒造家達から地下水の枯渇を理由に地下線が却下され、高架とされたのです。
当時、日本全体を見ても高架された道路や線路が少なかった中、これだけ大規模な高架線は伏見に住む人々を驚かせたことでしょう。

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京都市内でよく見る、犬の小便除けです。さすがのお犬様方も、鳥居にお小水をおひっかけになるわけにはいきませんからね。伏見稲荷の恐るべきパワーが日常で感じられる例。

今日はこれで終わりますが、明日続きを書きます。

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